東日本入国管理センター、長期収容のストレス増大
2010年に入ったあたりから、法務省入国管理局収容施設についての痛ましい事件が多々報告されるようになりました。
自ら命を絶ったり、ハンガーストライキをしたりという外国人が増えてきました。
強制送還中に機内で死亡した人もいます。
彼の場合愛する妻(日本人)と離れたくないと抵抗したそうです。
同行の入国管理局職員に制止された後ぐったりして亡くなりました。
彼がどのような状況で死に至ったかはなど、遺族からの問い合わせにもきちんとした説明、謝罪がないそうです。
施設に長期に収容されるストレスは、外部からなかなか見えにくいものです。
十畳程度の部屋で7、8人同居し、多くの時間を部屋で過ごすために、収容者はストレスを感じ、食欲減退などを招きます。その弱ったところに感染症にかかれば、施設内で病気が蔓延するのは自明のことです。
入国者収容施設は、日本の法務省の施設等機関のひとつであり、主として出入国管理及び難民認定法またはその関連法の規定に違反し退去強制手続の対象とされた外国人を収容し、その送還までの処遇・執行を行うことを職務としています。
問題がいくつも指摘されています。
まず原則として収容令書、あるいは退去強制令書が発布されたものすべてを収容するという全件収容主義です。その結果収容するのに適さない未成年、妊婦や授乳婦、難民認定申請者や裁判係争中の者、通院中の患者なども多数収容されていることです。
難民申請の結果が出るには平均2年かかりますから、当然在留資格を失い超過滞在になります。
第二に退去強制令書が発布されますと、入管収容施設に身柄を拘束されると規定されますが、その収容期限が無期限であることです。日本人と結婚したけど配偶者ビザが下りない人、日本人配偶者と結婚したけど子どもと一緒に暮らしたくて帰国を拒否する人、日本に何年も暮らしていて生活基盤を築いた人など退去強制に同意できない人が長期に収容されています。
一家の稼ぎ手が収容されれば途端に生活費に事欠くようになり、収容がいつ解かれるか分からない心理的な負担のために心を蝕まれる人もいます。
医療体制の不備も指摘されています。密閉された狭い空間に長期収容されている中で、専従の内科医が精神科や整形外科を含むあらゆる領域を診察していることが問題です。
外部の目が届かない密室であることが被収容者の処遇が悪化しても知られにくい、改善に向かわない原因となります。
まずは、入国者収容施設で何が行われているかを知り、処遇改善を求めていくことが重要です。
こういった問題を知りたいと思われたら、
2010年 7月 2日 (金) 14:00 〜 16:00 の日本の難民問題入門セミナー '外国人収容所'へのいざないへと
足をお運びください。
ひとりひとりが足を運び、外部の目として機能していくことも改善に役立ちます。
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日本の難民問題入門セミナー '外国人収容所'へのいざない
(今までの『牛久訪問事前セミナー』と同内容です)
日本における非正規滞在外国人一般についての見地と難民の位置づけ、日本の難民保護と制度、難民申請者の方々が置かれている状況、入管収容の問題等についてお話をいたします。
当セミナーへのご参加により、実際に'外国人収容所'(茨城県牛久市)の訪問面会活動に参加することが可能となります。
日時:2010年7月2日(金)14:00〜16:00
場所:アムネスティ東京事務所
地図:http://www.amnesty.or.jp/modules/wfsection/article.php?articleid=92
講師:山村淳平氏(港町診療所 医師)
内容:在日難民、法務省の'外国人収容所'、収容所での面会に関する基礎知識
参加費:無料
主催:アムネスティ・インターナショナル日本 難民チーム
もっと詳しく →http://www.amnesty.or.jp/modules/wfsection/article.php?articleid=2250
ご参加の場合、お手数ですが以下の連絡先に予約をお願いいたします。
<お申し込み・お問い合わせ先>
Tel:03-3518-6777
E-mail: amnestyinternationaljapan@gmail.com






